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イギリスとのご縁

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(先週はスイスのEigerを見ながらハイキング)

実業家アンドリューとの出会いがきっかけでロンドンにはその後1-2か月に一度の割合で定期的に訪れるようになった。
東京に戻った私は、昼間は通常の仕事、夜は同社のため調査をするという生活を送っていた。

何度目かのロンドン滞在中に友人からスピリチュアルチャーチに行こうと誘われた。友人によればロンドン市内にはチャネラーのデモンストレーションを定期的に行っている教会が複数あり、リーディングをするチャネラーのスケジュールは公表されていて、誰でも参加できるとの事。ちょうどシャーリーマックレーンのOut on a limbなどを改めてて読んでいてチャネラーとの経験談に興味があったので早速私も行くことにした。

それはNotting Hillの駅から少し離れたところにある閑静な住宅街の一角にあった。London Spiritual Missionと呼ばれ、一見普通の住宅地に見えるが、細い道から中庭に入ると教会のような建物があり、そこでヒーリングやデモンストレーションが行われていた。プロのチャネラーによる実習コースやヒーリングコースもあり、主にヒーリングをメインの活動としている感じだった。中に入ると既に40人くらいの人がベンチに座って待っていた。まず壇上で神父さんが集まった人へのメッセージを伝え、今日のチャネラーを紹介し、早速リーディングが始まった。

London Spiritual Mission
https://spiritualmission.co.uk/

この日は若い男性のチェネラーだった。壇上に立って暫く私たちを見つめていたが、「そこの赤いドレスの女性、あなたの隣にジョンという年を取った優しそうな笑顔の白髪の男性が見えます。あなたに赤いバラの花を渡して、今日は来てくれてありがとうと言っています。昨日は何か特別な日だったようで彼のことを沢山思い出してくれたことに対して御礼を言っています、わかりますか?」と問いかけると、その女性は「それは私の父で、昨日は父の誕生日でした」と涙ながらに語り始めた。

短いメッセージを参加者に次々と伝えていくチャネラーの能力だけでなく、こういったチャネリングのセッションを普通に受けとめている人々のスピリチュアル活動への理解の深さにも驚いた。私はこの日は上からのメッセージがなかったのかリーディングしてもらえなかったが、ラッキーにもリーディングしてもらえた参加者の反応を見ていると、ここにきている人の多くは身近な人が亡くなって、彼らとコンタクトをしたいと思って来ている人のように見えた。またはそれがきっかけとなってスピリチュアルヒーリングやチャネリングに興味を持ち、同協会の活動に参加するようになった人が多いように思えた。チャネラーのリーディングに誰も驚いたりせず、リーディングしてもらっている人に共感して涙したり、大きくうなづいたり、拍手したりと1時間というセッションはあっという間に過ぎていった。短い時間だったが、とても愛に満ちた心温まる時間が過ごせた。

その後しばらくしてロンドンに移住してからはケンジントンにあるCollege of Psychic studies などでチャネラーのデモンストレーションに参加するようになり、またプロのチェネラーには定期的に見てもらうようになるが、この体験がロンドンではプロのチャネラーを見た初めての体験だった。一体チャネラーの目からは世界や現実はどう見えているのだろうと不思議に思いながら神父さんに簡単なお礼を言って教会を後にした。





by hiromomoangel | 2018-08-19 23:05 | スピリチュアル

アメリカから日本、そしてヨーロッパへ:愛犬とのスピリチュアルジャーニー


by hiromomoangel